「自分にはこれくらいが限界だ」
「失敗して笑われたくないから、確実な道を選ぼう」
何かに挑戦しようとしたとき、そんな風に自分の可能性にブレーキをかけてしまうことはありませんか? 僕も、新しいことを始める前には、ついつい「失敗のリスク」を計算してしまい、足がすくんでしまうことがよくあります。
先日この失敗のリスクを考えて行動できない、、という「臆病さ」がどれほどもったいないことだったかに改めて感じる機会があったので共有させて頂きます。
ブログの疑信暗鬼を越えてやってきた「20歳の熱量」
先日、ご紹介で2人の青年とお会いしました。 20歳という、まさにエネルギーの塊のような2人。 聞けば、いろんな経営者さんのブログや本を半年ほど読み続けていたそうです。
「最初は、本当かな?って疑いながら読んでいました」
彼らは正直にそう話してくれました。
ネットに溢れる情報の中で、何が正解か分からない。
でも、読み続けるうちに
「もしかしたら、何かが変わるかもしれない」という直感が、彼らの背中を押しました。
その「直感」に従って、行動することでまかり間違って僕とお会いすることになったようです。
その行動力こそが、すでに彼らが「変わり始めている」何よりの証拠でした。

サーカスの象を閉じ込める「見えない鎖」の正体
僕が彼らのように初めて先生とお会いした時に聞いた話です。
かなり有名な「サーカスの象」の物語です。
サーカスの大きな象は、地面に書かれた小さな円の中に、細い鎖で繋がれています。 あんなに大きな体なら、鎖を引きちぎって逃げることなんて簡単はずです。でも、象は逃げようとしません。
なぜなら、まだ体が小さくて力が弱かった子供の頃、逃げ出そうとして何度も鎖に拒まれた記憶があるからです。
「自分はこの鎖には勝てない。この円の外には出られないんだ」
成長して、鎖を壊せるだけの力を手に入れた後も、象の心には「見えない鎖」が残ったままになります。 たとえ鎖が外されていても、象は勝手に自分の限界を決め、一生その狭い円の中で過ごすのです。
青年たちの挑戦したいという気持ちはあるけど、行動できない、、というもどかしさが伝わってきたので、思わず言ってしまいました。
「君たちも、自分自身で勝手に円を決めていないか?」
この問いかけに、2人の若者はハッとした表情を浮かべました。
失敗よりも恐ろしい「何もしない」という最大のリスク
「20代で絶対にすべきことは、なんでもいいから自分の限界に到達しておくことだよ」
先生の言葉は、20代を「準備期間」だと思っている世の中の風潮とは正反対のものでした。 多くの大人は「失敗しないように慎重に」と教えます。でも、商売の世界で生き抜いてきた先生の視点は違います。
20代のうちは、いくら失敗しても、いくら転んでも、いくら笑われても、取り返しはいくらでもつきます。 体力的にも、時間的にも、失敗を「経験」として消化できるだけの回復力が備わっているからです。
それよりも、最大のリスクは何か。
それは「いいか悪いか」を頭だけで考え込んで、結局何も行動しないこと。
円の外に出るのが怖くて、安全な場所で足踏みをしているうちに、一番大切な「挑戦する感性」が死んでしまうこと。
「目をつぶって、ぶつかるまで走った方がいい」
その極端とも思えるアドバイスの裏には、若いうちにしか手に入らない「無敵の経験値」への期待が込められていました。
「若くないと、すごくないんだよ」という言葉の真意
20代で何かを成し遂げようと動いていると、周りから「若いのにすごいね!」と褒められることがよくあります。 とてもありがたいことに僕自身も、いろんな方からその言葉をいただいてきました。 でも、先生の考え方はもっとシビアで、本質を突いています。
以前、先生が仰った言葉が忘れられません。
「みんな『若いのにすごい』って言うけどね、逆に言うと、若くないとすごくないんだよ」
この言葉、ドキッとしませんか?
20代で月収100万円稼げば「すごい!」と賞賛されます。 でも、それを50代で達成しても、世間は「普通だね」としか見てくれません。
「若さ」というだけで、世の中は下加点(おまけ)をくれます。
同じ結果を出しても、若いというだけで注目され、応援され、チャンスが舞い込む。 でも、その「若さ」という最大の武器には、残酷なまでの有効期限があります。
「すごいね」と持てはやされているうちに、自分を磨くことをやめてしまったら、若さを失った瞬間に、ただの「普通の人」になってしまいます。
だからこそ、「若くてすごい」と言われる今のうちに、そのアドバイスやチャンスをすべて吸い取って、自分の限界値を1ミリでも高く引き上げておく必要があるのです。

目をつぶって、ぶつかるまで走り続けるということ
アドバイスを聞き終えた2人の青年。
彼らの顔からは、最初の疑信暗鬼な表情は消え、代わりに「やってやる」という野性味溢れる決意が滲み出ていました。
「チャレンジの経験値を積むために、今は目をつぶって突っ込め」
この言葉は、何も「無茶をしろ」と言っているわけではありません。
「自分の思考というブレーキを一度外してみろ」という意味です。 頭で考える前に、体が動いている。その状態で限界まで走り、壁にぶつかったときに初めて見える景色がある。
そこにぶつかった感触こそが、あなたの人生における「本当の基準」になります。 自分で引いた「可哀想な象さん」のような円を、自らの足で踏み越えていく。 その経験こそが、将来、何億円もの価値を生み出す「商売人の根っこ」になるのだと、僕は確信しました。
まとめ:明日から実践!自分の「円」を1センチ広げる
今回の気づきを通して、僕が明日から意識しようと決めたアクションを共有します。 見えない鎖を解き放ち、限界を押し広げるためのステップです。
- 「若さのボーナスタイム」を自覚する
「若いのにすごい」という言葉に甘んじず、「今しか得られないチャンス」を貪欲に取りに行きます。今やるからこそ価値がある、という緊張感を持ちます。 - 「できない理由」を探すのをやめる
何かを始めようとしたときに浮かぶ「でも」「だって」という言葉は、子供の頃の鎖の記憶です。理由を考える前に、まずは手を動かしてみます。 - 今の全力の「もう一歩先」までやってみる
「今日はここまで」と思った瞬間から、あと10分、あと1項目だけ作業を増やしてみます。その10分が、自分の「円」を広げるトレーニングになります。
「可哀想な象さん」のままで終わるか、それとも鎖をちぎり捨てて広大な平原を駆け抜けるか。
20歳の彼らの後ろ姿を見送ったとき、僕自身も自分の中にある「見えない鎖」の存在を強く意識しました。 20代に限らず、何歳からでも「円」の外へ出ることはできます。でも、今この瞬間に一歩を踏み出すのが、人生で一番早いタイミングです。
目をつぶって、ぶつかるまで走る。 その先に待っているのは、かつて恐れていた壁ではなく、自由な自分自身かもしれません。
明日も、自分の限界にワクワクしながら、一歩踏み出していきましょう!



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